RULES
ツーバウンスルール
ピックルボールが他のラケット競技と一番違うのが、ここです。ラリーの最初の2球は、必ずバウンドさせてから返さなければいけません。
図を見れば、それだけの話です。
最初の2球は、必ずバウンドさせる
1球目(サーブ) — レシーブ側は、バウンドしてから返します。飛んできた球を、そのまま打ち返すことはできません。
2球目(リターン) — 今度はサーブ側が、バウンドしてから返します。
この2球でルールは終わりです。それぞれのコートで1回ずつバウンドさせる、というだけの決まりです。
バウンドを待たずに打てば、その時点でフォルトになります。
3球目から、ノーバウンドで打てる
3球目以降は制限がありません。バウンドさせても、させなくても構いません。
ただし、ノンボレーゾーンの中ではノーバウンドで打てません。こちらは別のルールなので、ノンボレーゾーンのページを見てください。
なお、バウンドを待つ義務があるのはその球を打つ人だけです。レシーブ側のパートナーは、最初から前に出て構いません。
なぜこのルールがあるのか
サーブ側が一方的に有利にならないようにするためです。
このルールがなければ、サーブを打った側はすぐ前に出て、返ってきた球をネット際で叩けます。それでは強いサーブを打てる人だけが勝ってしまう。
2球バウンドを挟むことで、両チームが前に出る時間ができます。その結果、ネット際での細かい打ち合いが試合の中心になります。ピックルボールらしいラリーは、このルールから生まれています。
「ダブルバウンス」とは別のもの
日本語では「ダブルバウンスルール」と呼ばれることもありますが、公式ルールブックでの「ダブルバウンス」は逆の意味です。
- ツーバウンスルール — 両コートで1回ずつバウンドさせる。守るべき決まり
- ダブルバウンス — 同じコートで2回バウンドしてしまう。フォルト
片方は「させなければいけない」、もう片方は「させてはいけない」。混同すると話が通じなくなるので、当サイトでは「ツーバウンスルール」で統一しています。
経験者ほどつまずく
テニスやバドミントンをやってきた人ほど、ここでフォルトを取られます。飛んできた球を反射的に打ちにいってしまうからです。
体が覚えている動きなので、頭で分かっていても出ます。最初の数試合は「2球は待つ」と口に出しながらやるくらいでちょうどいいです。
逆に言えば、つまずくのはこの1点だけです。ここを越えれば、経験は素直に活きます。
このページのルールの根拠
USA Pickleball 公式ルールブック(2026年版)に基づいています。ツーバウンスルール違反は第7章のフォルト規定で扱われます。日本国内の協会・連盟が公開しているルールも、このルールブックに準拠しています。
ルールブックは毎年1月に改定されます。このページは改定のたびに見直しています。
その他のルール
このページ以外のルールは、こちらにまとめています。
最終更新日:2026年08月24日
準拠:2026年版 USA Pickleball 公式ルールブック