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GEAR

ピックルボールで使う用具

ピックルボールを始めるのに必要なのは3つだけです。パドル、ボール、シューズ。ラケット競技のなかでは、そろえるものが少ないほうです。

体験会やレンタルのある施設なら、最初は手ぶらでも始められます。買うのは、続けると決めてからでも遅くありません。

最初にそろえる3つ

1. パドル
打つための道具。ガットは張っておらず、板のような形をしています。重さ・厚み・素材で選びます。

2. ボール
穴の開いたプラスチック製。屋内用と屋外用が別物なので、会場に合わせます。

3. シューズ
横の動きに耐えられるもの。ランニングシューズは向きません。

ウェアは動きやすければ何でも構いません。ここから先は、それぞれの中身です。

パドル

ピックルボールのパドルの各部の名称 パドルを正面から見た図。打球面をフェース、その中の構造をコア、フチの保護をエッジガード、握る部分をグリップ、その先端をバットキャップと呼ぶ。公式に決まっているのは、長さが17インチ(43.18センチ)以内、長さと幅の合計が24インチ(60.96センチ)以内であること、および表面の粗さの上限。重さと厚みに制限はない。 長さ エッジガード フチを守る グリップ 太さと長さを選ぶ バットキャップ フェース ボールが当たる面 コア 中の構造(ハニカム) 公式に決まっていること ・長さは 17インチ(43.18cm)以内 ・長さ+幅は 24インチ(60.96cm)以内 エッジガードとバットキャップを含む ・表面の粗さに上限がある 重さと厚みに制限はない どちらもルールではなく、好みの問題 ※ 形はメーカーによって異なる。標準型のほか、縦に長い細長型もある。 ※ 大会に出る場合は、USA Pickleball の公認パドルが必要になる。練習では求められない。

一番迷うのがパドルです。ただ、公式に決まっているのは寸法だけで、重さにも厚みにも制限がありません。「正解の1本」があるわけではなく、好みと体力に合わせて選ぶことになります。

最初の1本で見るのは、次の3つです。

  • 重さ — 市販品の大半は約207〜238g。中間の重さから始めると外しにくい
  • 厚み — 16mmはコントロール寄り、13〜14mmはパワー寄り
  • 素材 — コアはポリプロピレンのハニカムが主流。面はカーボンやグラスファイバー

グリップの太さも打ちやすさに関わりますが、テープを巻いて調整できます。迷ったら細めを選んでおくと直せます。

ボール

屋内用と屋外用は別物です。見分け方は穴の数で、屋内用は26個の大きい穴、屋外用は40個の小さい穴。屋外用のほうがかたく、重く、速く飛びます。

体育館で屋外用を使うと弾みすぎ、屋外で屋内用を使うと風に流されます。会場に合わせて選んでください。

シューズ

ピックルボールは、前後より左右の動きが多い競技です。ランニングシューズは前に進むことしか想定していないので、横に踏ん張ったときに足首をひねりやすくなります。

テニス、バドミントン、バレーボール用のシューズで代用できます。体育館では靴底が跡を残さない「ノンマーキングソール」を求められることが多いので、そこは事前に確認してください。

買う前に知っておきたいこと

公式に決まっているのは寸法だけ

パドルは長さ17インチ(43.18cm)以内、長さと幅の合計が24インチ(60.96cm)以内。あとは表面の粗さに上限があるだけです。重さも厚みも自由に選べます。

「初心者向け」は規格ではない

「初心者は何オンスがいい」といった説明を見かけますが、これはルールではありません。目安としては役に立ちますが、そこから外れた1本を選んでも問題はありません。

大会に出るなら公認パドル

USA Pickleball の公認を受けたパドルは、一覧が公開されています。大会に出る予定があるなら、そこに載っているものを選んでおくと安心です。練習や交流試合では求められません。

最初は借りるという選択

体験会やスクール、コートを備えた施設では、パドルとボールを貸してくれることがあります。

パドルは握ってみないと分かりません。重さが数十グラム違うだけで、振り心地は変わります。何本か借りて試してから買うほうが、選び間違いが減ります。

このページの情報の根拠

パドルとボールの規格は、USA Pickleball の Equipment Standards Manual に基づいています。日本国内の協会・連盟が公開している情報も、この規格に準拠しています。

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最終更新日:2026年08月24日

規格の出典:USA Pickleball Equipment Standards Manual