GEAR
シューズ
パドルやボールほど話題になりませんが、けがを防ぐという意味では一番大事な道具です。
そして、多くの人が最初に間違えるところでもあります。手持ちのランニングシューズで行ってしまうからです。
ランニングシューズが向かない理由
ランニングシューズは、前に進むことだけを想定して作られています。かかとが高く、靴底はやわらかく、着地の衝撃を吸収するようにできています。
ピックルボールは、前後より左右の動きが多い競技です。横に踏ん張ったとき、高くてやわらかい靴底は内側に倒れます。足首をひねる原因になります。
靴底の減り方も違います。横に引きずる動きが多いので、ランニングシューズの溝はすぐに平らになり、滑るようになります。
コート用シューズを選ぶ
コート競技用のシューズは、真逆の作りです。靴底が低くて硬めで、横方向に踏ん張っても倒れにくくなっています。溝の形も、引きずる動きに耐えるようにできています。
ピックルボール専用でなくて構いません。テニス、バドミントン、バレーボール用のシューズで代用できます。どれも横の動きを前提に作られているためです。
新しく買うなら、まずはこの3つの売り場を見てください。
屋内用と屋外用
コート用シューズは、さらに屋内用と屋外用で靴底が違います。
- 屋内用 — やわらかいゴム。体育館の床をしっかりつかむ。屋外で履くとすぐ減る
- 屋外用 — 硬くて厚いゴム。アスファルトやコンクリートに削られても持つ
両方でプレーするなら、屋外用のほうが融通が利きます。屋内用を屋外で使うと、数回で靴底がなくなります。ただし体育館では次の点に注意してください。
ノンマーキングソール
体育館では、靴底が床に黒い跡を残さない「ノンマーキングソール」を求められることが多くあります。国内では、これを理由に入場を断られることがあります。
見分け方は、靴底の表示です。「ノンマーキング」「NON-MARKING」と書かれています。分からなければ、白い紙の上でこすってみてください。黒い線が付けばマーキングソールです。
初めて行く体育館では、事前に確認しておくと確実です。
サイズの合わせ方
横の動きが多いぶん、靴の中で足が動くと危険です。大きめを選ぶと、切り返しのたびに足がずれて、爪を痛めたり靴ずれになります。
つま先には1cm弱の余裕を残しつつ、かかとと甲はしっかり固定できるものを選んでください。試し履きのときは、まっすぐ歩くだけでなく、その場で左右に踏み込んでみると分かります。
買い替えの目安
見るのはつま先の外側です。踏み込みで一番こすれる場所なので、ここから減ります。
溝が消えて平らになっていたら替えどきです。靴底の下から違う色の層が見えていたら、すでに使いすぎです。
クッションが残っていても、溝がなくなれば滑ります。見た目がきれいでも、靴底を確認してください。
このページの情報の根拠
シューズには、パドルやボールのような公式の規格がありません。このページは、コート競技に共通する考え方と、国内の体育館で実際に求められる条件をまとめたものです。
その他の用具
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←用具の全体像へ戻る最終更新日:2026年08月24日